2012年02月16日
12月23日放送☆蓄熱式薪ストーブ☆前出産業&マックスウッド☆その7
機材係Aです
今回はMaxWood(マックスウッド)
回渕享治(まわりぶちきょうじ)さんをクローズアップ
海外のストーブは大きくて、2トンから4トンほどのレンガを使ってしまうそうです。
MaxWoodさんでは丸3年かけて、日本に向くサイズのストーブを作らはりました
回渕さんは子供の頃ボーイスカウト活動に参加し、
焚火や薪で調理することがお好きだったそうです
「ドイツでホームステイした家には薪の蓄熱式暖炉(カッフェルオーフェン)があり、
その暖かさにすごく感動しました」
ご自宅の新築時に蓄熱式暖炉を入れたかったそうですが、
残念ながら当時国内のストーブ店で知る人はいなかったそうです。
その暖かさが忘れきれず(カッフェルオーフェンに恋してしまわはったんですネ)、
10年前にストーブ店を開業後、数年前からは海外の築炉職人に直接指導を受けられ、
一昨年にはアメリカで現地の職人さんと煉瓦を積んでこられたとのことです
蓄熱式薪ストーブを始められたきっかけです
回渕さんは日本の森林に危機感を持ってらっしゃいます。
「日本の国土の67%が森林。
滋賀県でも半分が森林。
昭和30年頃までは、家を建てるのも暖をとるのも国内の木材でした。
その後、化石燃料、さらに木材輸入の自由化があり、国内木材の需要が減ってしまいました
結果として山が放置されています」
「この頃、日本のストーブの進化は止まってしまったのですが、
欧米では進化して今の時代に調和したいいストーブがたくさん出来てるんですヨ
日本の森林問題を解決するためにも、ストーブが良い
活気ある山にしたい」
「ただし、あくまで建築用材として木を切るんです。
ストーブのために森林の木を切るのではなく、端材や間伐材を薪ストーブに使うんです」
回渕さんは実際にボランティア活動されているということもありますが、
取材を通して、言葉だけでなく本気で環境のことを考えてらっしゃる方だと感じました
取材日がクリスマス間近ということもあり、かおりっくすから質問させていただきました。
「もしサンタさんにお願いするとしたら」
回渕さんは
「薪ストーブを今までにたくさん入れていただいているのですが、
入れて下さったご家庭のお子さんが、
“ぼくの家、煙突あるからサンタさんくるよね”
と言っていただいているんです
ストーブの前でユラユラっとした炎を見ながらケーキを食べる
そういう夢のある家をいっぱい作って、
未来永劫続く日本、地球にしていきたいってお願いしたいです」
ロマンチックでとーっても素敵な答えでした
Posted by takumix at 10:26│Comments(0)
│蓄熱式薪ストーブ