2012年02月07日

12月23日放送☆蓄熱式薪ストーブ☆前出産業&マックスウッド☆その3

12月23日放送☆蓄熱式薪ストーブ☆前出産業&マックスウッド☆その3

12月23日放送☆蓄熱式薪ストーブ☆前出産業&マックスウッド☆その3機材係Aですkao05
今回は蓄熱式薪ストーブ開発についてです。

◆現状

MaxWood 回渕享治(まわりぶちきょうじ)さん(東近江市) 
前出産業株式会社 前出博幸(まえでひろゆき)さん(近江八幡)
共同開発の蓄熱式薪ストーブは、
現在、試験段階。今年2012年秋に販売予定だそうですkao05

12月23日放送☆蓄熱式薪ストーブ☆前出産業&マックスウッド☆その3

滋賀県から森林資源の有効利用のための補助金を貰って、試作機を作られているそうです。
既に利用できるレベルだけれど、廃棄の出力量(エミッション)の測定、改善を行っているとのことiconN37
20年、30年もつものなので、立命館大学にも協力してもらい、
慎重にデータ収集されているそうですkao06
現段階のものでも既存のストーブに比べレベルは高いけれど、
もっと燃焼効率の良いきれいな排気icon12のものを目指していきたいとのことですkao05

◆開発のきっかけ

「滋賀県の森林、エネルギーを考えていかないといけない。地元の木材を使うストーブの開発が必要。」
という思いから始まりましたkao06
「しかも、海外の輸入ではなく地元で作ることによって、地元の産業を盛上げるようにしたいんですkao_22

12月23日放送☆蓄熱式薪ストーブ☆前出産業&マックスウッド☆その3

◆開発メンバー

開発メンバーは回渕さん前出さんのお2人kao05
中小企業同友会のメンバーの協力もあって5人くらいの「薪のある暮らし方研究会」が結成されました。
回渕さん…コンセプト・企画
前出さん…設計・制作・実験
株式会社大鋼製作所(だいこうせいさくしょ)さん…煙突の開発

ほか、建築関係の人、機械のリースをしてらっしゃる方が、
助言や運送など他の面で協力してくださっているそうです。

◆特徴

ここで開発された蓄熱式薪ストーブは、
蓄熱材としてキャスタブル(セメントみたいなもの、1300℃くらいまで耐えられる)を使って開発されています。
レンガではなく蓄熱材を使っているため、色などインテリアの着せ替えが出来るそうですkao05iconN07
ストーブの表面が着せ替えできるように、赤や青、黒などのタイルを付けられるようにしたいとのことです。
「信楽という地元の素晴らしい窯業技術・専門家が多いので、
最終的にこれをストーブにとりいれたいkao_10
「前出さんの加工とか、地元の加工とか地元の優れた技術で世界に負けないストーブを作っていきたいkao_21」と、
回渕さんはおっしゃいます。
お二人は、コピーだけではなくオリジナルで作りたいという気持ちで、
ストーブの解体をして、図面におこしたりして研究されたそうですkao06



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