引き続きAです

山岡健一さん現在35歳。
「まだまだ自分てちっちゃいなと思うこと多々あります（笑）」と謙遜なさいます



電子工学系の大学を卒業後、
先代の会社で機械を対象に仕事をされてました。

当然ですが機械は物を言いません。
下請けの仕事だと、出来て当たり前の世界で誰も誉めてくれません。
その頃を振り返って
「先代には悪いけど、なんとなく仕事をして生きていた感じ」と言われます。

先代の会社の１部門として介護事業を始め、
組立加工の技術を応用して、７年前に簡易風呂の製造販売を始めはりました。

介護用品の仕事に変わって、
お年寄りから「ありがとう」と言われたことが
身に沁みてものすごく嬉しかったとおっしゃいます



「涙が出るくらい嬉しかった。本当に役にたってるんだと思った。
これからは、こういう仕事をやっていきたいと思った。」
これぞ自分の使命だと実感されたそうです

先代の会社がリーマンショックで解散になった時、
介護事業もなくす方向で検討されていましたが、
山岡さんは、自分はたった一人になったとしてもこの仕事をやりたいと先代に伝え、
２００９年２月から代表となられました

「介護の現場のことを全く知らなかったから、取れるだけの資格は取りました（笑）」
会社経営は本当にタイヘンだなと思うこともありますが、
自分で選んだ道だからあまり苦しさを感じないそうです

「お客様から、ありがとうといってもらえる喜びを大切にしたい
また、それらに感謝する気持ちを大切にしたいという気持ちがあった。」
その気持ちを忘れたくないという想いから、
社名をサンクフルハートと決められたそうです



サンキューがいっぱい。
感謝に満ちた心を大切にする会社でありたい…。

「お客様も大事だけど、仲間が大事と最近つくづく思う。」と山岡さん。
本来はどちらかというと人付き合いが苦手で、
コミュニケーションがおっくうなところがあるそうです。
そういう性格のせいもあり、
代表になるまではお客様のことしか目を向けていなかったこともあって、
仲間と少しぎくしゃくしたところがあったようです

でも、社員を幸せにできない会社がお客様を幸せにすることはできないと気付き、
みんなで一丸となって進んでいこうと決意されました。
自分への反省も含めて、今年の社内目標キーワードは「連携」だそうです
「来年の目標は？」
「まだまだ、まだまだ決めてないです。引き続き、連携２やってるかも（笑）」