機材係Ａでーす。やや風邪気味です

株式会社サンクフルハートさんの会社は、長浜市高月町にあります。
ＮＨＫ大河ドラマ「江（ごう）」の主人公、江が生まれた小谷城（おだにじょう）も車ですぐです
お隣の町が浅井町なんですね。
長浜市も大河ドラマ「江」のおかげで知名度が上がり、
県外のお客さんに話す時に紹介しやすくなったと山岡さんも喜んでおられます。



山岡さんは東日本大震災発生後まもなく、
被災地へ簡易風呂（かんいぶろ）を持ってボランティアに行かれました。
当時株式会社サンクフルハートさんは、ホームページ上に、
「無償で簡易風呂を提供するから、だれでもいいし声をかけてほしい」と記載していました。
それを見つけた東京の事業家さんが<株式会社サンクフルハートさんに声をかけられたわけです。
彼の実家は宮城県東松島市宮戸島（松島の近く）にありますが、津波で被害に遭いました。
震災後、宮城に復興活動をしに帰ったところ、皆、お風呂に入れていないんです。
島なので、橋・道路が崩壊して孤立し、ライフラインの復旧に時間がかかったようです。
ストレス、衛生面の解決をしたいとインターネットで探したところ、
株式会社サンクフルハートのその記事を見つけました。



山岡さんは震災後、３週間もたたないうちに、簡易風呂３台を持って現地入りされました。
バスタブだけだとダメなので、
給湯設備・ポンプ・発電機・テント３張りもセットで持って行かれたそうです。
水は、現地の井戸水が確保できました。
毎日行列が出来て、２００名くらいの方が入浴しに来られたそうです。
自衛隊のお風呂もありましたが、衛生上制限があり、湯船にはつかることが出来なかったため、
皆さんにとても喜んでもらえたようです

皆さん３週間以上お風呂に入れていなかったらしいので、相当ホッとなさったと思います
お風呂に入る前は皆さんの会話が後ろ向きだったのが、
お風呂に入ったらがんばって行こうかという前向きな話になったとのことです。

（このような変化は介護の現場も同じで、
シャワーだけで済ませていたお年よりをお風呂に入れると表情が和らぐなだそうです。）

いまも、簡易風呂は現地に置いてあります。 　　　
仮説住宅は出来てますが、半壊の家に住んでいる人もいらっしゃるので、
そういう方に利用してもらっているとのことです。

山岡さんが被災地へ支援に行く際、知り合いにメールしたところ、
色々な支援（資金、物資２ｔトラック２台分）を持っていくことができたそうです。
とても感謝していると言われてました