2011年10月21日

10月21日放送☆刀剣作家★北川正忠☆その2

10月21日放送☆刀剣作家★北川正忠☆その2機材係Aでーすkao05

たくみんの補足です。

北川さん、取材のあとは作業場で
かおりっくす、たくみん、わるだく相手に
工場見学ツアー工事iconN28』をして下さいました。

10月21日放送☆刀剣作家★北川正忠☆その2

これは鉄の塊です。
溶岩石のようですネkao05
1色かと思っていたのですが、
色んな色が混じっているんですネ。
鉄の塊にも種類や等級、値段があって、
買うときに選べるそうですが、
いちおう硬い鉄、やわらかい鉄など
硬さも部分部分によって色々混じっているようで、
まずそれを分けるとおっしゃってましたkao05

point_5鍛錬
10月21日放送☆刀剣作家★北川正忠☆その2

たたいて伸ばすとまずこのような感じになります。
一気にのばせるわけではなく、
火で熱くなっている時にどれだけのばせるか、
技術を必要とするそうです。
のばしてはたたんで、またのばしてを繰り返します。

10月21日放送☆刀剣作家★北川正忠☆その2


point_5心鉄造り(しんがねづくり)・組み合わせ
たたいてのばしてが充分できて弾力性ができたところで、
硬い鉄をやわらかい鉄でくるみます。
そう、おまんじゅうのようにお茶
(ホント、最初の感じは“おまんじゅう”ですkao07icon10

思いもしませんでしたァicon10
外側と内側が違うなんて目

こうすることによって、、
しなやかな弾力性のある刃ができるんですねkao06


point_5素延べ(すのべ)・火造り(ひづくり)
それをなかのアンコ(いえいえ、硬い鉄)が外にはみださないよう、
太刀のカタチに長くのばしていく。
技術と根気のいる作業です。
ですkao06


point_5土置き(土取り)・焼き入れ
10月21日放送☆刀剣作家★北川正忠☆その2

刀の形を整え刃の部分が出来上がったら、いよいよ刃文(はもん)icon12を入れます。
土(粘土)を塗って焼きを入れたいところだけ土をとります。   
刃全体を焼いて炎熱を加え、水icon11に入れて一気に冷却iconN04
土がない部分が固くなります。
これをしないと刃物にならないとのこと。
切れるのは固い部分のみです。


point_5仕上げ・銘切り(めいきり)
その後、曲がっている部分をまっすぐにして持つ部分にヤスリをかけ、
を打ちます。

10月21日放送☆刀剣作家★北川正忠☆その2

これで北川さんのお仕事は完成iconN36です。
あとは研ぎ師さんにお願いします。
分業です。
たくみん達が以前に取材した高島扇骨(たかしませんこつ)を思い出しますネkao_21



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Posted by takumix at 17:01│Comments(0)刀剣作家
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