2012年04月03日
3月23日放送*壁面緑化*㈱大林環境技術研究所*その3
たくみんだよ
大林さんのことと、Eソイル開発のきっかけ
大林さんて、おだやかでやさしいかんじのひと。
でも、
「みなさんができないと言われると、
むしょうにファイトがハハハハハハハ。
オレがやったると。」やって。
たのもしいネ。
「人生80まで現役(げんえき)でやりたいからと、
57才のときにバーッとつとめてた会社やめたんですよ。」
「会社のいうこと聞かない代表選手やったわけ、ボクはね。
ブラックリストにのっとったわけ。」
大きい製薬会社でお仕事したはったみたい。
大林さんは研究者。
まえは、スギ、ヒノキは使い道がないって言われてたんやって。
日本ぜんこくで、スギ、ヒノキの皮が、
大きなダンプカー100万台分出ていて、
それを石油でもやしてしまつされてたんやって。
「堆肥化(たいひか)しーひんからもやしているという」
( 堆肥ってなにかなって調べたら、
『枯れ葉とか木とかがくさって、
微生物によって完全に分解された
肥料(ひりょう)のこと。』
って書いてあったわ。 )
大林さんは、スギ、ヒノキが堆肥化しーひんのは、
腐らへんしちゃうか?ってことに気ーついて、
目をつけはってん。
「10年経っても20年経ってもくさらへんということは、
殺菌力(さっきんりょく)をしめしとるんだ。
菌がおったらくさるから。」
って考えはったみたい。
たくみん「薬作るお仕事してはったのに、
肥料にもとってもくわしいんですね。」
大林さん「会社で農薬やれと言われて」
たくみん「あ、そっか。
それで農薬とか肥料にくわしくならはったんや。」
会社やめるとき、
まわりの人に「そんな木の皮でバカなことすんな。」
って言われはったけど、
大林さんは「オレはぜったいコレは勝つ」って信じてはったんやって。
「会社やめてすぐに宮城国体(みやぎこくたい)の大きい仕事が
バーンともらえたからね。
だからボクはラッキー。
変わった仕事するからね、
競争相手いなかったから、安物競争にならなかったわけ。」
会社員の時に、
ゴルフ場とか花博にかんけいするお仕事もしてはったから、
その人たちにも声かけてみはったって。
大林さん「製薬会社でボクが第一号で
種無しブドウ作ったんですけど、
カクカクシカジカ…………
(とちゅー省略っ)
天然品ホルモン使ったから
昭和40年くらいからずっと45年ほど売り出していて、
事故がないと。」
たくみん「あ、あの、Eソイルのお話につながるんでしょうか」
大林さん「いや、天然品は害がないという。
化学が専門ですが、
化学は石油由来のものが多くて、
人体とか環境への副作用が
どうしても発生してしまいますから。」
日本にある木の中には、
スギ、ヒノキほど殺菌効果がある木はないんやって。
大林さんは、ドイツやアメリカにも行って
調べてまわらはったみたいやけど、
台湾スギは伐採禁止(ばっさいきんし)やし、
アメリカのレッドシーザーが使えるかもやけど、
やっぱり日本のスギ、ヒノキかなあって。
Posted by takumix at 22:30│Comments(0)
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