2012年03月29日
2月10日放送☆ウォッシング麻綿★滋賀麻工業株式会社☆その2
機材係Aです
洗える麻ワタの開発
1944年設立(昭和19年)以来、滋賀麻工業さんは
麻ひとスジ、麻にこだわって製品作りをしてこられました。
強みは、いつの時代も、先を見て、企画の商品を作ってきたこと。
自社に織物工場があり、
営業マンも、どうやって麻織物が出来ているかを理解していること。
個人主義で、担当部署に関わらず、企画、提案しやすい社風があります。
従来の麻ワタは、洗濯するとちぎれてしまうのが難点でした。
「他社の洗えないワタを作って過当競争するより、洗える麻ワタを作るべき」
という利用者のアドバイスを受けて、5年前から開発を開始。
約3人で2年弱かけて、薄くても洗濯でちぎれにくい麻ワタが完成しました。
滋賀エコ・エコノミープロジェクトの第1回『しが低炭素リーダー賞』、
滋賀銀行『しがぎん菜の花賞』などの各種ビジネス賞を受賞しています。
今ではこの洗える麻ワタを使って、色々な商品が展開されています。
例えば、ダウンジャケットの脇の部分に使用したり。
ダウンジャケットは暖かすぎて汗をかくけれど、麻ワタだと通気性がいいんです。
ダウンジャケットを一番最初に作ったアメリカの会社が使ってくれているそうです。
Posted by takumix at 18:20│Comments(0)
│洗える麻わた