2012年03月23日
1月20日放送☆アスパワーシート★綾羽工業株式会社☆その3
機材係Aです
引き続きアスパワーシート解明
アスパワーシートの作り方
といっても、私達が簡単に作れるレシピではありませんが
① まず、硝子繊維を束にして、市松状に織ります。
ガラスの細い繊維のかたまりを太く束ねて織るので毛羽立ってしまい、
織るのが非常に難しいそうです。
アヤハさんはもともと紡績会社。
いわゆる機織りの会社なので、織物の技術を利用して太い糸を織れるんです。
アスパワーシート以外にも、タイヤコード(タイヤの中に入っている繊維)や、
ベルトコンベアの中の芯材にもその技術が活かされているそうです
② ①をアスファルト会社に渡して、アスファルトが溶けたプールをくぐらせ、
硝子繊維にアスファルトを染み込ませる。
アスファルトは90度で溶けます。
このシートの上に、アスファルト(180度前後)を流すと、
硝子繊維の上下のアスファルトが溶けて粘着するそうです。
(ガラスは1000度くらいで溶けるので、この温度ではガラスは溶けません)
硝子繊維が建物で言う鉄筋の役割を担うんですネ
③ 最後にケイ素(砂)をまぶしてできあがり
Posted by takumix at 16:47│Comments(0)
│クラック抑制シート