2012年04月05日

10月14日放送☆フラワーデザイン河合透☆その4



機材係Aです。
さて、ここからお花についてのミニ知識コーナーです。

◆切花の保存方法

冷蔵庫に入れるならふくらましたビニール袋に入れたり、新聞紙でくるんだりして、
冷気が直接当たらないようにしてからのほうがいいみたいです。
出したり入れたりはダメ。
河合さん「人間でも冷房の部屋から暑い屋外に出たり入ったりすれば、
      体調おかしくなるでしょう?」
新鮮な水で常に切り口を新しくしておくことが大切で、
水に、切花保存剤や糖分を少し加えると良いそうです。
かおりっくす「サイダーもいいって聞きますが」
河合さん「糖分という意味ではいいと思います。
人間でもたまにシュワッとしたいこともありますしね。」
「花の種類によって保存方法変えたほうがいいですか?
河合さん「アンスリウムとか南国的なお花は冷蔵庫に入れないほうがいいですね。
      その花が育ってきた環境から。」
たくみん「食べれるお花、ありますかiconN05
かおりっくす「それ保存方法の話とちゃうしkao_2kao07
河合さん「なかにはありますよ。
      スーパーなんかでも売っていることありませんかkao_21iconN05

◆生花市場

オランダには世界一の市場があって、世界中のお花が集まるそうです。
北半球と南半球は季節が逆だから、だいたいのお花は集まる。
世界中のバイヤーが買い付けに行くそうです。
日本で大きなところと言えば東京の太田市場。
河合さんはそこでもデモンストレーションしはったことがあるそうです。

◆ブーケについて

ブーケの流行は不思議と40年ほとんど変わらないそうです。
丸いラウンドタイプや、少し流したセミキャスケードが主体で、。
そんな特に目立つタイプはあまりないとのこと。
“花嫁が主役、花は花嫁を引き立たせる脇役”だからだそうです。
電話で注文だけではわかりづらいから、
やはりお会いして、髪の色や肌の色、身長なども見ないと。
自分に似合う、ピッタリのブーケ作ってもらえたら、すっごくうれしいですよねkao01iconN07
  

Posted by takumix at 10:32Comments(0)フラワーデザイン

2012年04月05日

10月14日放送☆フラワーデザイン河合透☆その3



機材係Aでーす。
引き続き、河合透さんに注目です。

◆今までで印象に残っているお仕事は?

知床方面のあるホテルの、
全館リニューアルのお花を全部任されたのが一番面白かったそうです。
賞があったからというのではなく、
お付き合いのネットワークにいはる建築家さんに、
仕事ぶりとか人物本位で声をかけてもらったお仕事のようです。
信用って大事ですネ。

◆好きなお花は?

春の淡い色合いも、秋の濃い色合いも、冬のクリスマスカラーも
季節季節のそれぞれのお花たちが好きだけれど、
花の色では白が特にお好きだそうです。
「白だけの花は輝いて見える。」
種類なら、特にグロリオサがお好きとか。
かおりっくす「どういうお花でしたっけ?」
河合さん「ユリ科の、ダンスをしているようなお花。」
赤に黄色のラインが入ったものがメインのお花です。
が妹に花を贈る時、必ず入れるお花です。
一見地味な彼女になぜか似合うので。
河合さん「インパクトがあるけど、フラワーデザインの中に溶け込みやすいおりこうな花です。」
生花でお花を入れる時は、必ずグロリオサを入れるようにしてらっしゃるそうです。

◆抱負

        お花は贈った人の気持ちが見える。
        キューピッド役としてのこの仕事はいい仕事だと思う。
        受け取った人の笑顔と感動が見えるこの仕事が好き。
        ずっと続けていきたい


河合さんは、日本にもっとお花を贈る習慣を根付かせたいとおっしゃいます。
「海外ではお宅を訪問するとき、必ずお花を持っていく。
日本はお菓子を持っていくでしょkao_21

特に大都会に本拠を構えないのはなぜですか?との質問に、
本当に個人が光っていれば、遠くからでも選んでもらえると思うと答えてくださった河合さん

「確かに、都会で試したいという気持ちがないこともないけど、
ビジネスとしてばかり捉えたくない。
自分が満足できる仕事をしたい。
町で成功すればお花の人口も多いしすごいだろうなとは思うけど、
この世界はアーティスト的には、『この町だから』ではなく、『この人だから』に変わる。」
本物の自信があると、落ち着いて構えてられるんですね。

いまは息子さん、娘さんとも一緒にお仕事なさっているそうです。
それだけでもう、お二人とも親孝行になってますネ。
娘さんは子供の頃からお父さんっ子だったらしいです。
娘さんがまだ小さかった頃に、ドイツ語は難しいという話をしていたら、
大学でドイツ語を専攻。その後ドイツで6年勉強してきはったそうです。
有名雑誌の特集にも取り上げられた娘さんの作品を拝見しましたが、
とーっても素敵な、プロの作品でしたicon12

  

Posted by takumix at 10:29Comments(0)フラワーデザイン

2012年04月04日

3月23日放送*壁面緑化*㈱大林環境技術研究所*その7


機材係Aですkao05

Eソイルの今後と大林さんの夢

御堂筋にある武田薬品の屋上にも、Eソイルで作った庭園があるそうです。
「15cmのEソイルで、りっぱな巨木も育ってる。」とのこと。

他に、兵庫県三木市にある三木総合防災公園内の屋内テニス場(ブルボンビーンズドーム)
壁面緑化された実績もあります。
30mくらいの山で、
設計管理会社、施工会社とともに、大林環境技術研究所の責任施工で、
4年がかりで出来たそうです。
そこでは夏10度ほど室内は冷え、冷暖房が全くいらないそうですヨkao10
予想の三倍の利用者数で重宝されているようです。
震災の時に電気が来なくなった場合でも避難所として使える場所になっているとか。

「NHKが海外放送してくれたおかげで、問い合わせもあって。」
台湾では一部、Eソイルがすでに使われていて、
タイ、中国、韓国、イギリスは現時点では設計士さんが話し合い中だそうです。

とある庁に呼ばれて大林さんが話をしに行かれたことも。
東京あたりでは、建築家さんを通して幾度か個人宅の壁面緑化の依頼があったりもしたそうです。
Eソイルは応用がきいて、用途がかなり広いようです。


大林さんの夢は、
「東京ドームや長浜ドームなど、すごい暖房を使われるところを壁面緑化して、
冷暖房ほとんと使わなくて済むようにして、
日本全国の瓦屋根、ビルの壁面も緑化して、
酸素増やして温暖化対策のひとつにしたいkao_21」だそうです。

CO2の排出量は、工場(産業・運輸)が約30%で、
まち(住宅・ビル)が約38%だそうです。
しかも京都議定書の基準年である1990年から、前者が約4%UPであるのに対し、
後者は約40%もUPしているとかicon10

大林さんは「屋上緑化、壁面緑化にエコポイント付けてもいいんじゃないかと思う」
と、おっしゃってました。
放送中に勇さんも賛同してはりましたよネ。
も賛成です。
そういう建物が増えるとビジュアル的にも楽しいだろうなって思いますiconN07

  

Posted by takumix at 12:03Comments(0)壁面緑化

2012年04月03日

3月23日放送*壁面緑化*㈱大林環境技術研究所*その5


たくみんだよface01

間伐(かんばつ)は必要

大林さん「阪神、淀の芝生のコースは、やった。」
たくみん「もしかして競馬場のですか?」
大林さん「ええ。それまではハゲとったんですよね。
ボクがやってからきれいな芝生になったと。」
スギヒノキの皮は、繊維(せんい)があるから、
土にスキマができて酸素が入りこみやすいんやって。
そうすると、植物の根がたくさんはるらしい。
「お百姓さんはウネ作って畑の上歩かないし。
土壌改良(どじょうかいりょう)するけど芝生は上ふむでしょ。
一度植えたら土掘り返さないでしょ。」

「木も草もおおきくならないとCO2固定してくれない。
成長しないものの作用は微々たるもの。
放置林はそれ以上成長しないからダメ。
方程式が……カクカクシカジカ……
(もちろん省略)
大きくならない植物は京都議定書でも
カウントされていないですよ。」

かおりっくす「それはえっと……?」
大林さんふたたびせつめい後、
かおりっくすたくみん、無言。
大林さん「そういうものは酸素出さないわ、水も蒸発しないから温度も下げないわ。」
たくみん「たいひ、畑に使う分はいいんですよね?」
大林さん「そーそー。」


  

Posted by takumix at 22:46Comments(0)壁面緑化

2012年04月03日

3月23日放送*壁面緑化*㈱大林環境技術研究所*その4



機材係Aですkao05

今日は春の嵐でしたネ。しかも大嵐。
も昼間出先からスーパーに寄り、外に出ようとしたところで
いきなりの雷、大雨、台風みたいな風kao08
半時間ほど雨宿りしてから帰りましたヨ。

堆肥のこと

「堆肥化は善っていうのが日本、
堆肥化は環境汚染(かんきょうおせん)っていうのが
先進国、ヨーロッパの考え方。
堆肥というのは酸素使って、
熱を出して、
炭酸ガスを出している。
これは燃やしているのも、堆肥化も、
化学式書いたらいっしょなんですよね。
だからヨーロッパは堆肥化と野焼きは同じとして
法律で取り締まってる。
堆肥化は、生ゴミなんかを燃やすよりかはずっといいけど。」
「しかも、芝生とかは土の中にたくさん酸素ないといけないのに、
堆肥が酸素使ってる。」

の知り合いにも、生ごみとかから堆肥作ってる人何人かいはるんですよね。
落ち葉とか虫とかが土に還るのって自然なことだと思うんですけどね。
すぐにこのお話納得できるかというと、できるようなできないような…なのですが。
そもそもAに、この分野のこと判断する下地ができていないというか。
化学式ってAには素敵なデザインにしか見えないし…。
でも、法律で取り締まられているとかって、やっぱり堆肥化って何か不都合あるのかなあ。
(う、完全に勉強不足です。)

琵琶湖も赤潮できたでしょ。
これも化学式見っとね、
堆肥化のときにブドウ糖出るんですよ。
山に吹き付けてるのが腐ると雨でバーッと流れてくる。
こないだも知事の嘉田さんに呼ばれて、知事室で話してきたんです。」
「田んぼとか畑とかはまっすぐで古い土は吸着力あるから、
堆肥あっても微生物が分解してくれて、外にもあまりでないんですよ。
山は砂持ってきて傾斜地に植えるでしょ。
流れでやすいんです。
植物を植えて肥料(ピートモスなど)を与えれば良いというものではない。
土壌をよく考えないとどんどん赤潮が増えるよ、と嘉田さんにも話している。」  

Posted by takumix at 22:38Comments(0)壁面緑化