12月23日放送☆蓄熱式薪ストーブ☆前出産業&マックスウッド☆その6

takumix

2012年02月13日 16:51



機材係Aです
今回は前出産業株式会社 代表取締役
前出博幸(まえでひろゆき)
さんをクローズアップ



前出産業株式会社さんはおもに電子部品受諾製造事業の会社です。
前出さんは日頃、
大手の下請けだけではなく自社の製品と言えるものを開発したいと思ってらっしゃいました。
蓄熱式薪ストーブは共同開発ですが、「自社の商品」とも言えるところが魅力だったそうです
「サラリーマン時代に設計をやっていたし、設計も加工も好きなので、ストーブの開発は楽しいです」
とうれしそうにおっしゃってました。
実直でどちらかというと寡黙に見える前出さんですが、よく通る声の持ち主です
滋賀からこのストーブを世界に発信していきたいと抱負を語って下さいました

燃焼効率、暖房効率をどうやって上げるかをポイントに開発に取り組まれたそうです。
ススは燃焼温度(800~1000度)で燃やしきってしまうので、年間でお茶碗1杯くらいしか出ないそうです。
ものすごく少ないんですね

前出産業株式会社さんの社員食堂には
蓄熱式薪ストーブの試作品が置かれています。
「うちにもあったらよいな」という声もあり、社員さんにも好評とのことでした
取材のあと食堂で見せていただきましたが、スマートながらどっしり感もあり、
シンプルかつ角の丸みがやさしくていい感じでしたヨ

話は変わって、前出さんが大事にしている3つの力があるそうです。

①人間力
「ジャイアンツの原監督もおっしゃってるように、人間力は大切」
(もしかしてジャイアンツファン)
「人と人との繋がりが仕事をつくり、社会をよくしていくと思うんです
人として出来上がってないと出会いを活かせませんから」と前出さんはおっしゃいます
前出さんの思う人間力とは
『成長できる人』『素直な人』『人の話を聞いてきちんと判断が出来る人』だそうです。
『考えを常に「外」におき、自分中心ではなく、外を中心に考えられる人』「一人で仕事が出来ても、自分ひとりのレベルにしか達しないが、
複数の人が集まることによって、1+1=2ではなく、1+1=3という風に
より大きな力を生み出す」
「自分勝手にやっていてもいい時代は終わっています
周りの人が喜ぶことで自分の幸せを感じられるようになれば、
自然と人との結びつきが強くなるんですそうでないと企業も生き残れません」
「外」には、環境も含まれるそうです。
「ものづくりは地球の資源を使って壊しているのだから、そのお返しをしないといけない」
ということだそうです

②改善力
「お客さんからの依頼で仕事をしているのだけれど、
納期・コストの問題など改善を加え、そこに企画・提案が出来るようにしていくことが大切」
と前出さんはおっしゃいます

③ 提案力
これは改善した結果生まれるものとのことです

これら3つの力を実現するために、
全正規社員で社員勉強会というのを開いてビデオや本で学習されているそうです

取材日がクリスマス間近ということもあり、かおりっくすから質問させていただきました。
「もしサンタさんにお願いするとしたら?」
前出さんは照れながら
これからも日本が平和でいて。
日本が元気になるようなことを自分にひとつでもさせて。

ってお願いしたいです」と答えてくださいました
Aならアレ欲しいコレ欲しいと言ってしまいそうです
人間としての深さが違うのでしょうか

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