機材係Aです
今回は薪についての情報です
これまでのストーブと違ってここで開発されている
蓄熱式薪ストーブは、
バイオマスエネルギーの普及も目指しているとのことです
しかも県外からの輸送でCO2を出してしまうのではなく、
地元の木材を自然に乾かした燃料に使ってもらって
ウッドマイレージCO2を下げる
という構想を持ってらっしゃいます
地域ぐるみで、薪ストーブを使って欲しいとおっしゃってました。
昔、薪といえば普通に近所の大工さんや建具やさんからもらえたそうです
ずっと薪ストーブを使い続けていた地方では、今でもガソリンスタンドで売っている場所があるそうです。
(竜王かがみの里の近くのガソリンスタンドでは薪、売られているそうですヨ)
というか、もともと薪とか炭を売っていた燃料屋さんが、
今はガゾリンを売っていると言ったほうが正しいようで、そう聞くと確かに、ナルホドと思います
イギリス、ドイツなどヨーロッパでは、ガソリンスタンドやコンビニで当たり前のように売られているそうです
薪の値段は 500円/10kg
長野など薪をずっと使っている地域では200円/10kgだったりするそうです
ここ
滋賀県は一度薪から離れる生活をしてしまったので、値段が上がってしまったようです。
一日に3回(7kg/回)燃焼させるとすると、一日1000円になって石油より高額になってしまいますよネ。
薪の値段も何とかしたいので、森林組合や地域材利用のグループと相談しているところだそうです。
ガソリンスタンド以外に、地域でまとめて、200~300kg置く棚を設置して使った分補給する制度も
検討中だそうです
日本では、薪を作るコストが高い。
欧米では自動的に薪をカットする機械があったりして、安くできるそうです。
このやり方も検討していきたいと考えてらっしゃるようです
回渕さんは
湖東地域材循環システム協議会(KIKITOききっと)のメンバーで、
地元の木材を使おうという活動をしてらっしゃいます
放置された広葉樹を買って、野洲の株式会社グリーンリボンで薪を作る活動をされています。
「ボランティアさんの間伐材をもらうというのはどうでしょうか」との問いに、
回渕さんは
「薪はお金を出して買っています
僕もボランティアのNPOに入っていますが、ボランティアの間伐材のカットをあてにすることはできません
林業はそれをあてにしたら失敗すると思います。
木は5年で1歳としをとるしスパンが長い。
非常にきつい仕事なので、長期的には商売としてやっていく人じゃないと
続けるのはなかなか難しいと思います」と答えてくださいました。