9月30日放送☆スナゴケ♪株式会社明豊建設☆その3

takumix

2012年04月05日 16:55



機材係Aです
またまた、専務 田中さんのお話に戻ります。

明豊建設について

創業は昭和13年。
従業員数70名。
地元のインフラ整備(川、道路、ダム)として、
地元の方に役立つ仕事をしてきはりました。
材料(生コンクリート、プラント)の扱い、工事の実施がメイン業です。
彦根ではアスファルト合材の製造・販売もしてはります。



スナゴケ開発のきっかけ

もともとは請負業(役所から道路などインフラを受注)の会社ですが、
建設業も厳しいという状況も受けて、
自分達で作って市場に出すという仕事をしたいというコンセプトから、
スナゴケの研究と、スナゴケを使った屋上緑化の開発が始まりました。

明豊建設さんでは、5~6年前からスナゴケを生産して販売したはります。
スナゴケは現在、明豊建設 緑化部で取り扱われていますが、
将来的には、バイオ モス ジャパンというグループ会社にする予定とか。
請負と生産開発販売との違いは、実際の顧客のシビアさだそうです。
サービス精神・コミュニケーションの大切さを実感したはるそうです

スナゴケは成長が遅いので生産が追いつかないのが難点のようです。
製品化までに1年以上かかるとのこと。
バイオ技術の応用で、短期生産を目指し、実用化に向けて取り組んではります。
それと、スナゴケには根っこがほとんどないので、
いかにユニットに固定するかで苦労しはったようです。
(他社の中には、ボンドで施工したはるところもあるらしいです。
へって思いますよね。
もちろん、生態に合わず死んでしまっているそうです。
それ、緑化ではなく、ドライフラワーアートですよね)

今後は、韓国、台湾へ営業へ販路を広げようとしてはりますが、
田中さんは、ボンドを使わずスナゴケで壁面緑化を進めると決意されています。
「ボンドを使う場所には売らない」

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