3月2日放送*びわこぐま*株式会社フェンテ*その3

takumix

2012年03月05日 16:33

★石津さんと造形のお仕事



機材係Aです
石津さんは、プラモデルを作ったりするのが好きなお子さんやったようです
高校の頃はほとんどサッカーしかされていなかったようですが、
卒業後は地元大学で教育学部の美術課程を専攻されました。
上の画像は卒業制作で作られた銅像だそうです。
教育学部の美術課程を選ばれた理由は、「手を動かすのが好きだったから」だそうです。
美術大学が自分の世界を世に出すプロであるアーティストを育てるところなら、
教育学部の美術課程は美術を教えるプロを育てるところだそうです
卒業後は先生にはならずに、造形物とかを作る会社に3~4年務めた後、内装やさんに1年務め、
フリーランスで造形のお仕事を始められました



「アーチストは作りたいモノを作る。売れる売れないは別として。
立たないものを作ったり、カッコイイけど置けないものを作ったり。
世の中に受け入れられないものってありますよねえ
そういうのを調節する仕事はたくさんやってます」
石津さんいわく“アート風”なオブジェ、比較的大きいものを設計、制作されているそうです
例えばビル用の大きな時計とか
「アーチストによってサッと手で描かれたものを図面化している、“世に名前の出ない仕事”」
かおりっくす「どこで勉強しはったんですか?」
石津さん「勉強って…そんな教えるところないですよ。
基本的に見て盗むんですよ。
人がやったはんの見てできたらやるし、
できなかったらできないってことだけなんですよ。」



「デザインする人のこーゆー感じというのを、形にしないとならないじゃないですか。
ムチャは相当聞きましたネ
職人さんというのは、図面があればすばらしい技術でモノを作らはるけど、
設計図等、数字で指示しないと、
アーチストさんの『こんな感じ』というのでは全く作れないんです」
ナルホド…
「どの業界でも同じやと思うんですよ間を繋ぐ仕事というか。
人の考えたもの作るほうがラクなんです
アーチストの方は作りたいもの作って、それがヒットすればお金になるということですけど、
それで生計たてるというのは難しいですよね。」
堅実派です



石津さんいわく“余興で”
ひまわりのハンガーなども作ってらっしゃいます
「注文してもらったらそーゆーのは作りますヨ。
この間も近所の作りました」
ホームページに挙がっているようなものは、作ってもらえるそうです

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